「花室」設計プロセス
五角形の離れは、敷地形状から生まれた
「花室」は、三角形の土地に既存の住宅に寄り添うように計画している、小さな離れです。
お花や草木を生けたり、趣味を楽しむための空間です。

最初に考えたのは、どんな形の建物をつくるかということではありませんでした。
既存の母屋があり、その周囲には緑道やアパートの駐車場があります。限られた敷地の中で、母屋との距離や庭の残し方、周囲からの見え方を考えながら、建物の位置を検討していきました。
三角形の敷地に建物を配置していくと、敷地の形にそのまま合わせるのではなく、周囲との関係から建物の輪郭を少しずつ決めていく必要がありました。
その結果として導き出されたのが、五角形の平面です。
敷地の形状に沿って建物を配置していくと、自然と四角形ではない形になっていきました。
そして、その五角形の建物を敷地いっぱいに置くのではなく、建物と母屋の間に「中庭」をつくりました。
中庭を中心にすることで、離れは単独の小屋ではなく、母屋と庭、そして周囲の緑道との関係の中に置かれることになります。
第1回のプレゼンテーションでは、この考え方を模型と配置図にまとめました。
2027年春完成を目指して設計を進めていきます。
