【建築めぐり】若原アトリエの見学会へ行ってきました。
都内で開催されていた「縦式 N邸」の見学会へ伺いました。
設計は若原アトリエの若原一貴さん。私が長年、建築を学ばせていただいた師匠でもあります。

建坪はわずか10坪。スキップフロアによって空間が縦に連なり、数字以上の広がりとダイナミックさを感じさせる構成です。
玄関を入ると吹き抜けが広がり、見下ろした先にはリビングダイニング。視線が上下に抜け、自然と身体が空間を巡ります。
空間に寄り添うように配置された、ハオアンドメイの傍島さんによるソファとダイニングテーブル、チェアもとても印象的でした。

ふと見上げると、北側の窓越しにお向かいの植栽が目に入り、都市部の狭小住宅地に建つ住宅とは思えない、伸びやかさを感じます。


街に開かれたリビングダイニングは、将来的にお教室やギャラリーとして使われる予定とのこと。
階を上がるごとにプライバシー性が高まり、最上部の天窓からはやわらかな光が降り注ぎます。

限られた敷地条件の中で、縦方向に豊かな体験を生み出す「縦式 N邸」。
都市住宅の可能性をあらためて感じさせてくれる住宅でした。